『成功』とは ~就職活動が終わるまで~
こんにちわ!
特になんてこともない平々凡々ブロガー、へいぼんです!
この土日は雨が降らず、3月ぐらいの肌寒さを感じる気候でしたね。
なんだか気分はすっかり夏ですが、まだ梅雨も始まったばかりなんですよね…。
「6月かぁ、梅雨かぁ」なんて思っていると、気づけば2018年の半分が終わろうとしています。
特に社会人になってからは、時間の流れがとても早い。
年を重ねるばかりで、自分の年齢に置いて行かれているような感じです。
と、まぁ毎年こんな事を思っています。きっと、皆さんもそうですよね(笑)
さて、今回はつい最近まで大学生だった私が『就職活動』を決意(納得?)したところからの話です。
『就職する』=『働く』ということを選択したものの、『どこで働くか』や『どんな仕事をするか』は全く定まっていませんでした。
それまで『働く』ことについて『何も』考えたことがなかったのです。
至極、当然の結果です。
私が就職活動を始めようとした時は、1月の終わりでした。
当時の就活スタートは12月初めです。
業界によっては、ESを締め切ったり、内々定を出しているところも少なくありませんでした。
就職活動を経験された方ならお分かりかと思いますが、そうなんです。
時間が全くない。
普通のスタートをきれていないわけですから、普通の就活生と同じようにやっていては通用しない。「常套手段じゃだめだ、普通にやってちゃ自分が望むところに就職なんて絶対できない」そう思いました。
『絶対内定!』を大大と掲げた本や、就活スクールに一瞬目が行きましたが、こんなものはダメだと直感でわかりました。
わからないことは人から教わるのが一番の近道ですが、今回は違う。
今まで育ってきた環境や考え方、人間そのものが一人ひとり違うし、いくら就活生サイドが完璧にしても、採用側も十人十色なわけで。就活に正攻法はないんです。
就活において数学の公式のような『正解』を導くための公式はないんです。
じゃあ、どうしたらよいのか。
正攻法がないなら、臨機応変に戦えるようになるしかありません。
では、臨機応変に戦えるようになるにはどうしたらいいのか。
『お金を稼げて』『意味のある仕事』に就くにはどうすればいいか、逆から考えました。
「『採用される人』はどんな人間だろう?」と。
もし、自分が採用側なら『信頼できる人』がいいなと思いました。
一緒に働いていて仕事を任せられる、そんな人かなと。
日本の就職活動は『ES』に始まり『面接』で終わるものだと思いますが、その中で採用担当者へ如何に「自分は『信頼できる人』だということ」をアピールできるか が、一番大事だと思いました。
「『信頼できる人』をアピールするにはどうしたらいいんだろう」
『とにかく内定が欲しい』でも『働くなら良いところに行きたい』、そう考えて就活をしている学生が多くいましたが、このアンチョクな考えでは『内定』がゴールとなっているため、とにかく『内定をもらうため』に企業に『自分を合わせがち』です。
内定のために、自分を着飾って、あたかもその会社に相応しいかのように振る舞ってしまうんです。
こうした人は、入社後にボロがでてしまうため、『この会社は思っていたのと違う』となってやめてしまうのです。
やめないにしても、良い環境ではないでしょう。
「なんで自分はこんなところで働いているんだ」、こう思っているんじゃないでしょうか。
企業側は採用活動でかなりのコストをかけており、入社早々にやめられてしまってはたまったもんじゃありません。また、会社の未来を担う大切な新入社員ですから、企業側としてもできるだけそういったミスマッチを避けるため、入念に選考を行います。
入念に選考を行っていると、『着飾っている人』の衣はだいたい剥がされます。
そういう人は『信頼できる人』とは言えません。
結果、『お祈り』になってしまいます。
私は思いました「嘘がばれるなら、全部『本当のこと』を言えばいい」
「でも、『本当のこと』ってなんだろう」
自分自身でも理解できていませんでした。
なら、理解しよう。
そうして『自己分析』にたどり着きました。
私が行った『自己分析』は特段変わったものではなく、本を一冊買ってそれをやっただけでした。
こうした本を買うとき、分厚い本のほうがどことなく情報量が多く安心できる気がしますが、私の場合は本を読むのが嫌い且つ飽き性なので、一番薄い一週間で終わる本を購入しています。この時もそうでした。
購入した本は、直接書き込みながら、一冊の『自分史』を完成させるものでした。
本に沿って進めていくと、自分のことは自分が一番わかっているつもりでも、実際にアウトプットしてみると全然なにを考えているかわからないことに気づきます。
「『自分』ってなんなんだろう」そう思い、しばらく悩みました。
「明らかに『他人』とは違う『自分』というものが現に存在しているんだから、”その『違い』”があるということは”、その『違い』”を明らかにすれば『自分』がわかるんじゃないか」
そう思い、私はなんでも話すことができる友人と、どうでもいいことから何から色んなことを話しました。
その友人と話をしているうち、『友人』と『自分』の『違い』が明白になってきて、ようやく『自分』というものが何なのか気づくことができました。
特に『働くということ』や『お金』についての考え方がどうにも理解できませんでしたが、あれは最高でした。今でも鮮明に覚えています。
とまぁ、自己分析の本に書いてあるとおりの手順でやっただけですが、自分なりに落とし込んでやっていけたので、この成果はかなり大きかったです(『自己分析』の手順は、他己分析も含んで『自己分析』でした)。
やっと『自分』が理解できて、『本当』に考えていることがわかるようになったので、私はESを書き始めました(とはいっても、実際には時間がなかったため、書きながら自己分析を進めていたので、自分がわかっていない最初のESはだいたい読み返すと意味不明でした)。
ここで間違ってはいけないのが、『本当』を書いたからといって必ずESや面接が通るわけではないです。むしろ、『本当』を書いたからこそ通らないことが多々あります。でも、それで通らなくてもその企業は自分と本当の意味で合わなかっただけなので、気にする必要はありません。
私の場合、自分が行きたいと真に思える(自己分析でも自分に合っていた)業界・業種・企業に絞っていたので、ESを出したのは5社程度ですが、4社は通っていたと思います。
ESは『エントリーシート』の略ですが、私はESこそが就職活動において一番大事だと思い、一番時間をかけました。
その理由は『人は第一印象が9割』だからです。
就職活動における『第一印象』を与える場は『面接』です。
が、真の意味では『ES』です。
採用担当者がまず学生の情報・顔を知るのは『ES』です。
『ES』で学生の人となりをイメージします。
「この人は優しそうだな」とか「礼儀正しそうだな」という感じにです。
採用担当者はこのESをもとに面接を行います。
先ほど少し書きましたが、面接で衣を剥がしていくので、真に本当のことが書いてあるESと違う印象を与えてしまうとその時点で終了です。
でも、ES通りの印象を与えることができればどうでしょうか。
「あ、書いてあるとおりだな」「イメージ通りだな」こういう印象を持つはずです。
色んな角度から質問を投げかけても『芯』がちゃんとあるので、印象通りの回答が返ってきます。
たとえ『圧迫』しても、自分を真に理解しているので、打ち返せます。
『圧迫』にすらなりません。
もう最強です。フリーザ状態。
採用担当者は『圧迫』したつもりなのに、回答が詰まると思っていたのに、すんなり答えが返ってきたらどうでしょう。
「なるほど」「おっしゃるとおりだね」
こう返すしかありません。
この時点で勝敗はついています。
あとはこれの繰り返しです。
ある程度の数にエントリー先を絞っていれば、ESの内容もだいたい似たようになるはずなので、自分について、自分が思うことについてESを土台に話をするだけ。
これだけで、ES~面接はクリア。
私はこうして『内定』を勝ち取ることができました。
就職活動の終了です。
ここまでさらっと書きましたが、正直、就職活動を始めてから内定を勝ち取るまで非常につらい日々でした。
私にはたまたま『自己分析』をすることが一番の自信になり、『内定』という結果を得ることができましたが、そうでない人はかなり多いと思います。
でも、焦る必要はないと思います。
だって、自分に合ってないことやっても、どうせやめてしまうんですもの。
望まない道を歩むより、マイペースでやって望む道に進むほうが絶対にいいです。
また、ゆっくり歩くことで見えてくる世界もあります。
人生に『失敗』はないと思います。
あるのは『後悔』だけじゃないでしょうか。
私は『自分なりに歩む人』を応援しているので、就職活動に関わらず、何でも相談に乗りたいので気軽に連絡ください(コメントもらえるとありがたいです!)。
一人で難しいことも、誰かと話せば解決するかもしれません。その相手は誰だっていいんです。私の場合はたまたま『友人』だっただけです。
少し脱線しましたが、次回は『~就職してから今まで~』を書いていこうかと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。